ボイストレーニング

音域を広げるには?よくある3つの疑問に答えます【発声の基礎知識】

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こんにちは、トシハルです。

音域が狭く、練習してもなかなか広がらずに悩んだりしていませんか?

僕もチェストボイスの音域が狭く、以前はF4でも出すのが苦しくて、歌える曲がすごい少なくて悩んでいました。

でもボイトレを続けて今ではA4も楽に出せるようになりましたが、音域が狭いときは本当に自分は高音を出せるのか信じられなかったんですね。

そこでこの記事では、音域を広げたい人によくある3つの疑問に答えます。

これを読めば、今音域がせまくて悩んでいる人も少しは心が軽くなると思うので、ぜひ最後までご覧ください。

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音域を広げたい人によくある3つの疑問

音域を広げたいと思ってる人は、以下の3つの疑問がよく生じます。

①チェストボイス(地声)の高音域は広がるのか?

②低音域は広がらないのか?

③ハイトーンを出すには才能か?

これらを順番に解説します。

チェストボイスの高音域は広がるのか?

これは結論から言うと、伸ばせます。

しかし伸ばせるのは、正確にはチェストボイスではありません。

どういうことかというと、チェストボイスというのは、主にTA(甲状被裂筋)という声帯筋によってつくられます。

しかしTAだけでは、低い音域の高さしか出すことができないため、CT(輪状甲状筋)という筋肉の助けが必要です。

このCTは裏声でよく使われますが、CTが働くからこそ、高音域を出すことができます。

なぜチェストボイスのように聴こえるのか?

でも高い音域を地声みたいに出す歌手はいっぱいいるよね?あれはどうやって出してるの?CTは裏声で使われるんでしょ?

確かにCTは主に裏声で使われる筋肉なので、CTだけでは地声のような高音域を出すことはできません。

そこで高い音域を出すときに、TAも同時に働かせて声に張りをつくることで、地声のような響きを出すことができます。

よくハイトーン出せる人が「全部地声で歌っているよ」って言う人がいますが、実は純粋な地声ではなく、TAとCTを同時に働かせた声(ミックスボイス)なんですね。

つまり、練習してチェストの高音域が伸びていくように見えるのは、実は徐々にミックスの状態に近づいているのです。

なので正しくは、ミックスボイスをチェストボイスのトーンで出せるようになれば、チェストボイスで歌っているように見せることができる。

というのが答えですね。

低音域は広がるのか?

低音域は限界値以上は広がりません。

しかし現在、理想的な発声になっていなければ広がります。

低音はもともとの声帯のサイズや骨格などによって限界値が決まるので、その限界値以上の低音は出すことができません。

しかし発声がまだ未熟な場合、その限界値まで低音を出せていないことが多いです。

特に女性は普段から高い声で話す人が多く、低音の筋肉が発達していないため、Aメロの低いところが出ないって悩んでいる方も多いですね。

つまり、まだ発声に伸びしろがある場合は、低音域も広がるというのが答えです。

ハイトーンボイスは才能?

高音域をチェストボイスのように出すには才能、つまり生まれ持った声帯や骨格等によって出せる人と出せない人がいるのは事実です。

しかしそれは高い音域の話で、一般的な歌唱で使うぐらいの音域なら99%の人が出せると考えています。

(すでに声帯にダメージを負っていたり、タバコを吸い続けたり、老化してからは出せる音域は狭まります)

大体の目安を言うと、男性ならA4〜C5、女性ならC5〜E5ぐらいは誰でもチェストボイスっぽいトーンで出すことができるんじゃないかと。

もちろん正しいトレーニングを毎日積み重ねていく必要はありますよ!

もし自分の才能以上の曲を歌いたい場合は?

さらにハイトーンの曲を歌いたい場合はどうすればいいのか、気になる方もいると思います。

例えば、ワンオクや西野カナぐらいの音域を同じクオリティで歌うのは、生まれつきの身体的な才能(声帯の大きさや声帯じん帯の硬さ等)によります。

でもそれなら、別に同じクオリティじゃなくてもよくないですか?

どうしても歌いたいなら、自分なりに理想の歌い方をできるように練習して、自分なりの表現をしたほうがいいですよ。

正直なところ、本人の歌を再現しても本人には勝てないし、微妙なクオリティだとどうしても本人と比べちゃいますよね。

カバー曲が売れる理由も、本人にはない魅力があるからです。

ちなみに発声の技術が高くなれば、できるだけチェストボイスのトーンに近づけるように母音や喉頭の位置を調整することもできるようになります。

それまでは日々のボイトレを地道に積み重ねていきましょう!

まとめ

今回は、音域を広げたいなら知っておきたい3つの新常識について説明しました。

音域は誰しもが悩む問題だと思いますが、それが原因で歌をやめてしまうのはもったいないです。

正しい知識と練習法を知り、努力を続ければ必ず良い結果につながります。

いつか発声や音域で悩むことなく歌えるように、一緒に頑張りましょう!

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