ボイストレーニング

【リラックスは無意味です】高音域を歌うと喉が苦しい本当の理由

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こんにちは、トシハルです。

スポーツでは、余計な力を抜いてリラックスすることが良い結果につながります。

歌も同じように、リラックスが大切と言われますよね。

しかし、いくらリラックスして歌っても、中〜高音域になると苦しくなることはありませんか?

僕もいろんな先生にボイトレを習いましたが、「高音は力まずにリラックスして出しなさい」とよく言われました。

でもいくらその通りに練習したところで、高音がつらいのは変わりませんでした。

今思えば当然です。

つらいのはリラックスが原因ではなく、本当の原因はもっと別のところにあったんです!

それを知ってからは、中〜高音域での声の出し方がわかり、この出し方はいけないんだと自分で気がつけるようになりました。

この記事では、リラックスしても高音がつらくなってしまう、本当の理由について解説します。

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リラックスしても高音が苦しい理由は?

リラックスしても高音がつらい本当の原因は、9割以上が声帯周辺の問題によるものです。

つらくなっている要因は人それぞれで、誰1人として全く同じ要因の人はいません。

しかし発声の傾向からタイプ分けをすることは可能で、ある程度は対処すべき原因が似たものになります。

そのタイプ分けの方法はこちらの記事を読んでみてください。

ライトチェスト?プル?発声タイプの種類と自己診断する方法【動画有り】
自分の発声タイプをセルフ診断する方法を知りたいですか?ライトチェストやプルといった発声のタイプ(傾向)分けをすることで、声の弱点と改善方法がわかりやすくなり、成長が早くなります。この記事では、発声タイプの種類と自己診断する方法を紹介します。

例えば多いパターンで言うと、地声(チェストボイス)だけで音程を高いところまで持ち上げようとしてしまうタイプ。

いわゆるプル(張り上げ)タイプですね。

このタイプはある程度の音程まで上がったら苦しくなり、さらに高くなるとひっくり返って弱々しい裏声になる傾向があります。

カラオケで歌っていたら、こうなってしまう人めっちゃいますよね!

そういう人に対しては、初めは地声と裏声が分離してもいいからTAを緩めてヘッド(裏声)のほうにいきやすくさせ、それから徐々にミックスさせていく流れが多いです。

この出し方がわかってくると、今までになかった高音域での感覚がめばえてきて、楽に発声できる瞬間が増えてきます。

そしていつの間にか体もリラックスしていて、本当の原因に正しく対処したことで、二次的な原因にもいい効果が出たのです。

いやー正しい知識ってすごいでしょ?笑

知れば知るほどおもしろくなりますが、独学でこれを直すのは相当難しいので、これらの知識を持っているトレーナーに習うのが良いでしょう。

知識のあるトレーナー(先生)の探し方

高音がつらそうになってる人に対して、「リラックスしないとダメだ。高音で力を抜きなさい」と教える先生がいます。

それは本当に正しい指導なのでしょうか?

まず多くの人は、高音になるとつらいのは喉周りだと思います。

高音になると下半身がつらいんです。って言う人は見たことないです。笑

(いまだにお尻を締めたら声が出やすくなると思ってる人は言ってそうだな…)

高音になると喉周辺に力が入ってしまう人はたしかに多いです!

高音域で首筋が浮き出たり、首が前に出たりアゴが上がったりして、苦しそうな締め上げた声になりますよね

じゃあそこをリラックスすればいいんじゃないの?って思った人は、次のようになるのがオチです。

①高音になると喉に力が入ってしまう。

②それなら力を抜いてリラックスしよう!

③力を抜いたら高音が出ない、弱々しい裏声しか出ないな〜。

④え、丹田だけは力を入れる?お尻を締めるの?腹式呼吸?支えが足りない?

⑤まだ練習が足りないんだな。もしかしたら他にも原因があるのかな?姿勢とか当てどころとか……

このように、原因に対してなぜそうなってしまうのかを考えず(わからず)、今起きてる問題のみに対処しようとしてしまいます。

その結果、効果があるのかよくわからない対処法ばかり増えていって、永遠に直せません。

高音で喉の力を抜けない人に対して、力を抜けって言ってもそりゃあ抜けないですよ(笑)

発声は筋トレに通ずるものがある

例えば筋トレで10kgのマシンが持ち上がらないが、フォームも正しくない人がいたとします。

その人に対して、「そこのフォームをもっとこうすれば50kg持ち上がるからやってみなさい」と言ってるようなものです。

そんなの無理ですよね!

確かにフォームは大事です。

しかし、正しいトレーニングメニューを毎日続け、努力をすればフォームが多少悪くても50kgは持ち上げられます

正しいフォームのチェックを何年間続けようが、肝心の筋トレをしなければ50kgは永遠に無理です。

つまりフォームが1番の原因ではなく、そもそも筋力不足です

このフォームに当たるのが腹式呼吸やら姿勢やらっていう部分で、筋トレが発声練習ってことですね。

ぶっちゃけ呼吸とか姿勢が悪くても、正しい発声練習メニューさえやっていれば高音発声は楽になっていきます。

本質を見抜こう!

このように1番大事なのは、そもそもなぜ高音になると力が入ってしまうのか、力を入れないと出ないのかを見抜く。

本質はそこですよね!それがわかれば、次のように本当の原因にたどり着けるでしょう。

高音になると力が入ってしまう

力が入ってしまう原因は何だろう?

TAだけで高音を出そうとしている、声帯を過剰に閉鎖しすぎ、息が多すぎ、等が考えられるな

この原因に効果的なボイトレを毎日してみよう!

こういう正しい知識があれば、高音がつらい本当の原因を突き止め、それに対して正確な対処ができます。

まあ正しい知識がないと、対処法もわからないんですけどね(笑)

自分でとことん調べれば、どんな先生が知識があるのかすぐにわかります。

どんどん勉強して、良い先生のレッスンを受けましょう!

まとめ

今回は、歌で高音が苦しい本当の理由を説明しました。

高音を苦しそうに歌っていると、よく言われるのがリラックスしろとか、喉を締めるなという言葉です。

しかし、これらは単に表面上に出ている原因しか見ていない発言です。

本当に高音が苦しい理由はほとんどが声帯周辺に関することです。

こういう正しい知識を身につけたら、次はその知識を持っている先生のボイトレを受けることで、さらなる成長ができるでしょう。

ぜひこの記事を良い先生選びの参考にして欲しいと思います!

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