ボーカルテクニック

自分の「歌に使える音域」を調べるには?ボーカル向け【音域の基礎】

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こんにちは、トシハルです。

「俺はC5まで地声で出せるよ!」

ハイトーンを出せるのは素晴らしい才能ですが、本当にその声は聴いてて心地良いですか?

じつは自分の音域について、正しく理解できていない人がけっこう多いんです。

そこでこの記事では、ボーカル向けに音域の基礎を解説します。

プロのアーティストもこの音域の考え方を使っているので、記事を読めば自分の正しい音域を調べることができます。

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音域の基礎知識

音域とは音の範囲のことを指しますが、ヴォーカルの音域は、自分が出せる最低音から最高音までの範囲のことをいいます。

例えば1番低い音がG2、高い音がG5まで出せるなら、その人の音域は「G2〜G5」です。

音域の広さは人によってさまざまですが、2〜3オクターブぐらいの広さが一般的ですね。

ちなみに、ある音名から次の同じ音名までの距離をオクターブといいます。

ド〜ド(C2〜C3)は1オクターブ、レ〜レ(D4〜D6)なら2オクターブみたいな感じ。

歌に使える音域とは

ヴォーカルなら必ず知っておかなきゃいけないのが、歌に使える音域について。

歌に使える音域とは、お客さんに聴かせることができる音域のことをいいます。

記事の最初に書いた「俺はC5まで地声で出せるよ!」という人の例で解説しましょう。

声を実際に聴いてみたら

・一応C5の高さには届いてるが汚い

・聴き心地が悪く、不快

・弱々しく、ほぼ裏声のような感じ

こんな声だった場合は、これは歌で使えない音域ということです。

もしこの人が音を下げてA4の高さの声を出したときに

・声に余裕が感じられて安定している

・聴き心地が良い

・力強く、伸びやかな声

こういう声に変わった場合、これは歌に使える音域です。

このように、自分の声を客観的に聴いて、歌に使えるレベルの声が出せる音域を知っておきましょう。

これを知っておけば、ライブで恥をかいたり、歌の仕事でレコーディングをするときに迷惑をかけてしまうことも無くなります。

言葉によって出せる音域が変わる

案外見落としがちですが、言葉によっても出しにくい部分があったりします。

例えば、アの母音ならA4まで出せるけど、イやウの母音だとG4までしか出せないとかはよくあることです。

同じア行でも、タよりナの方が出しにくいなど、子音によっても変わりますね。

ちなみにどっちも僕が当てはまっていたことです。笑

人それぞれ苦手な母音や子音が違いますが、歌にはさまざまな言葉が散りばめられているので、そこも含めて曲選びをするようにしましょう。

1番良いのは言葉による出しにくさを解消することですが、それには時間がかかります。

どんな言葉がきても歌える音域が「現在の自分の音域」なので、そこに曲やキー設定を合わせましょう。

ミックスボイスを使えると音域が格段に広がる

ミックスボイスを使えるようになると、歌に使える音域が格段に広がります。

例えばまだ発声が未熟で、チェストボイスとヘッドボイス(地声と裏声)がつながっていない人の場合、チェストボイスで出せる音域に限界がありますよね。

そうすると、サビをチェストボイスで出せるキーに設定しなければいけないので、歌える曲が限られてしまいます。

それがミックスボイスを歌で使えるようになると、1本の繋がった線のように発声できるので、喚声点(ひっくり返る場所)が無くなります。

喚声点がなくなれば、歌に使える音域が大きく広がり、選曲の自由度がかなり増しますね!

ちなみに僕も以前はミックスボイスを使えず、F4までしか出せなかったので歌える曲がかなり少なくて大変でした。

今ではミックスボイスを使って、A4もそれなりのクオリティで出せるようになったので、割と自由に曲を選べます。

ミックスボイスについてはこちらの記事を読むと理解できます。

声の種類を知ると上達が早くなる!ミックスボイスとか解説

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