ボーカルテクニック

時間の無駄!続けても意味のないボイトレを5つ紹介【理由も解説】

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こんにちは、トシハルです。

「ボイトレなんてやっても意味ないよ」

そういう考えをもっている方も多いですよね。

たしかに日本には非科学的なボイトレが多く、何の効果を狙っているのかわからないものが多々あります。

でも皆さんがボイトレを意味ないって思ってしまう理由は、「続けても効果がなかったから」ですよね。

実は続けても意味ないボイトレというのは、根拠がないという共通点があることがわかりました。

この記事では、続けても意味のないボイトレを5つ紹介し、なぜ意味ないのか理由も解説します。

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続けても意味ないボイトレ5つ

続けても意味ない(効果が薄い)ボイトレ5つは以下のとおり。

・腹式呼吸

・姿勢を直す

・裏声やエッジボイスをひたすら出す

・ひたすら歌う

・根拠のない発声練習

順番に解説していきます。

腹式呼吸

ボイトレに行ったら腹式呼吸って必ず教わりますよね。

でも本当に毎日続けるだけで、歌が上手くなった人はいるのでしょうか? 

腹式呼吸があたかも1番大事なことのように教えるトレーナーは多いですが、僕はそこまで重要ではないと思っています。

腹式呼吸の本来の用途

本来の歌における腹式呼吸の用途は、歌に不必要な首や肩の力を入れずに、自然な呼吸をするために行います。

ですが大抵のトレーナーは

・肩を動かして呼吸してはいけない

・お腹をいっぱいふくらませる

・背中や腰で呼吸する

こういう指導をしてきます。

それを行った結果何が起こるかというと、呼吸が上手くなり、息が長持ちする。

つまり息を長く止められるようになったりします。歌関係ないですね。

腹式呼吸の練習が必要なのは、明らかに余計な部位に力が入った呼吸をしてしまう人です。

それも少し練習すれば直ります。

そんなことに長い時間をかけて、毎日練習するのはばからしいですよね。

姿勢を直す

姿勢を直すことも場合によっては全く意味ないです。

なぜなら、姿勢を直すことで何が起きるのかがわかってないのに直してる講師が多いからです。

どういうことか説明すると、姿勢を直すと身体の角度や力が入る場所が変わりますよね。

そうすると、身体の内部、特に共鳴腔の形状や首まわりの力の入り具合が変わります。

変わったことによって声も変化するのですが、ここで「何がどう変わったから声がどのように変わったのか」を説明できない人は、発声のことがわかっていません。

「足は肩幅で重心は少し前で… 」とか姿勢を直してくる人がいたら、具体的になにが変わるのかを聞いてみるといいですよ。

声が出しやすくなる、みたいな曖昧な答えしか返ってこないようなら、発声の知識がないことを見抜けるのでお試しあれ。

裏声やエッジボイスをひたすら出す

裏声を出すのは、輪状甲状筋(CT)という高音を出すために重要な声帯の筋肉を鍛えるため。エッジボイスを出すのは、声帯を閉鎖する感覚をつかむため。

みたいなトレーニング論が、日本ではけっこう知られています。

でもこれ万人に効果あるものでもないし、これを続けたからといって高音が出るようになったり、発声がよくなったりすることはないですよ。

例えばライトチェストのような、地声が軽めの人に裏声出させても効果ないし、声帯閉鎖が過剰な人にエッジボイスやらせても逆効果になってしまいます。

輪状甲状筋や声帯閉鎖もたしかに大事なんですが、発声タイプがバラバラの人達に同じようにやらせても全く無意味ですよ。

しかも発声のタイプなんてコロコロ変わりますからね。

なので全員に同じメニューや、1つの発声エクササイズを何ヶ月もやらせるようなボイトレ法は、続けてもほとんど意味がないです。

ひたすら歌う

「ひたすら歌うことで音域が広がった」

みたいなことを言ってる人もいますが、9割以上の人には意味ないです。

歌は発声のレベルでいうと最終段階。

FF7でいうセフィロス、ドラゴンボールでいう魔人ブウみたいなもので、ぶっちゃけかなり強敵です。

そういう相手に対してLV5のクラウドや、こども時代の悟空が戦ってもすぐやられてしまい、レベルアップどころではありません。

そういう相手に勝つには、やっぱり地道なLV上げや修行が必要なわけで、その段階を経てみんな強くなっていくんですね。

少しネタっぽくなっちゃいましたが、結論としては、「ひたすら歌うのは難易度高すぎるのでしっかりボイトレしようね」ということです。

根拠のない発声練習

毎日ボイトレしてるのに高い地声が出ない、声量が出ない、声がすぐ枯れる。

この悩みは全て僕が経験したことで、皆さんも悩んでる人は多いんじゃないかと思います。

なぜボイトレを続けていたのに改善されなかったのかというと、根拠のないボイトレをずっと受けていたからです。

根拠のないボイトレとは以下のようなもの。

息を流して軟口蓋に声を当てるような感じで、お腹を使って頭のてっぺんから声が出るイメージで歌うのよ!

それじゃ声が弱いわ!もっと声を響かせて!

これでは抽象的すぎて何も伝わらないし、根拠もないです。

では根拠のあるボイトレはどういうものかというと、こんな感じ。

今のあなたの発声は、地声と裏声がハッキリ分かれていて、高音にいくにつれて叫んでしまう傾向にあるわ。

なので今回のレッスンでは、地声と裏声をスムーズにつなげつつ、叫ばないように発声する練習をしようね。

そのためにまずGoo(グー)という言葉を使って、喉仏を下げた状態で叫ぶのを防止しながら、裏声につなげていきましょ〜!

上の例はけっこうザックリと説明してますが、たったこれだけの説明でも原因と対策法が明確だし、根拠のないボイトレよりメチャクチャ信頼できますよね。

最近はこういった根拠のあるボイトレ法を学んでいる先生も増えてきているので、昔ながらのイメージに頼ったボイトレは減っていくんじゃないかなと思います。

まとめ

今回は続けても意味のないボイトレ5つと、その理由を解説しました。

根拠はないけど、もっともらしい理由をつけた練習法や、無知なトレーナーが僕は嫌いです。

今までそれにだまされて、多くの時間を無駄にしました。

皆さんは、根拠のある練習かどうかを見極められる人になってほしいです。

このサイトでも、良いトレーナーを見極めるための方法を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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